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2005年12月05日

『複雑な心境』の巻

何度かこのブログにも書いたことがありますが、小麦と出会うきっかけになった事件に「捨て犬保護騒動」というものがあります。
ご存知のない方は、HPにも「捨て犬保護騒動記」というものがありますので、お時間のあるときにでもご覧頂けると嬉しいです(*^_^*)


その時に保護した3匹の里親さんは今でもたまに連絡を下さいます。
どの子もすくすくと育ち、今では20キロほどの立派な成犬になりました。

3匹のうちの1匹は近所の方に引き取って頂けたので、たまに姿を見ることができます。♂のせいもあるのか、とても凛々しい顔の子です。

先日、偶然その里親さんに会いました。
里親さんにお会いするのは約1年ぶりです。

「大きくなったね〜。たまに通りかかるときに見ますよ〜」
「そうなの。もう20キロくらいになったわ」

と話始めたとき……私はあることがとても気になっていたので里親さんにそれとなく聞いてみるとにしました。
あること……というのは、近所に住んでいるにも関わらず、散歩などで会ったことが一度もないのです。それどころか、いつ家の前を通っても犬小屋に居る(駐車場に外飼いされています)のです。

「何時頃お散歩に行ってるの?」
「大きくなっちゃって制御できなくなっちゃったから、最近あんまり行ってないの〜」

…………(*´д`)ハァ、ソウデスカ。


どうりで会わないはずです。散歩に出ていないんだもん。


「ちょうど成長期の9ヶ月頃に私が入院しちゃって、しつけできなかったから私が悪いのよ」

…………今カラデモ、遅クナインジャ?


「それにすごく吠えるようになっちゃって〜」

…………ソリャ、散歩ニモ行ッテナインジャネェ


「この間、お米屋さんが来たんだけど、私達が気づいてすぐに出なかったのも悪いんだけど、あまりにも吠えるからって叩いたのよぉ!
私、もう頭に来ちゃって親戚中に言いふらしちゃった!」


…………ソリャ、叩イタ人モ悪イケド。。。


元イチローはダメダメ犬に成長していました_| ̄|○


会話の後半は私は何も言えませんでした。
「そうなのぉ〜」と笑って聞いているのが精一杯でした。


20kgのワンコって特別大型ってほどではありません。
しかもその里親さん、と〜ってもいい体格をしているのです。確か高校生くらいの男の子もいるはず。
なのに制御もできなくなってしまったらしいのです。

普段、公園でよく会うレトリーバーは30キロ前後あります。それでも小さな身体の飼い主さんでもちゃんと散歩に来ていると言うのに。。。


この会話をした数日後、小麦の散歩の帰り道にその方の家の前を通りました。
小麦を見た途端、予想通り思いっきり吠えて来ました。
その時、私はその犬の目をジッと見つめて「イケナイ!」と言ってみました。
その途端、一瞬黙るんです。また吠え始めるんですけどね(^。^;)。

それを見たとき、「この子はまだまだしつけも入るだろうに……」と感じました。なんだかすごく残念でした。

でも……もう我が家の犬ではないので、何も言うことはできません。

叩かれたということにとても腹を立てているところを見ると、愛情は持ってくれているみたいです。
だとしたら、散歩に行かないのも吠え吠え犬になったのもその家の飼い方の違い。それに口を出す資格は私にはありません。

里子に出したときに、その犬のことは全てお任せしたのですから。


里親になっても飼うことに飽きてしまって保健所に連れて行ったり、飼育放棄してしまう人も多いと聞きます。
だとしたら、どんな形であれ愛情を持って飼っていてくれて、餌を与えてくれて糞尿の始末をしてくれて、声を掛けていてくれて……
きっとそれはそれでイチローも幸せなのですよね。
心から有り難いと思わないと罰が当たりますよね。

うん、そう思います。思っているんだけど……。
なんとなく心のどこかでわびしさが残ってしまいました。

「こんな風に育てて欲しい」なんて望むのはこちらのエゴです。分かっています。
分かっていますが、そのエゴと感謝の気持ちの狭間で揺れ動いてしまっている私です。
 
 

ニックネーム ふうにゃ at 11:07| Comment(6) | TrackBack(0) | 小麦んち日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ふうにゃさん、こんにちわ^^

ヘムの保護主さんもふうにゃさんと全く同じ気持ちで、私にヘムを託してくれたのだと思います。私の方から相談しなければ、私の育て方に保護主さんはアドバイスもしないでしょうし、できないものですよね。だってヘムは、もう私の家族ですから。
それに、連絡はいつも私の方からしています。(と言っても、年に1、2回程度だけど)いつも気にかけてはいても、保護主さんからは連絡し難いんじゃないかなぁと思って。

イチロー君にはもう家族がいて、いい意味でも悪い意味でも、イチロー君の生涯は家族の手に全てゆだねられているんですよね。
でも、欲を言えば、しつけの事や引っ張り癖の事など、ふうにゃさんに遠慮しないでちょっと相談してくれたらよかったなぁ…ってこれも私のエゴですね。汗
Posted by あこち at 2005年12月07日 10:04
これは難しいけど・・・手渡す人が思ってる以上の飼い方(暮らし)をしてる犬なんてほんの一握りなのかも・・それでも私たちの周りにはあこちさんみたいな方がたくさんいてそれが当たり前のように思って見えてしまう・・そんな幸せになれた犬は少ないのかもね・・・

前に放棄犬を譲渡する個人の方が制約をたくさん出したのね・・家を見せてもらいますだとか家族構成だとか・・・
そしたら厳しいだの意見が続出してて・・・悲しくなりました。。
もう二度とあってはならないから当たり前の制約だったのに・・・
私ならもっと厳しい条件つけると思うけどな・・・
Posted by CBまま at 2005年12月07日 11:39
良くも悪くも飼い主次第ですからね。
私も褒められたような飼い方じゃないですが、少なくとも一度捨てられた子をもう一度捨てるようなことは絶対にしないつもりで飼っています。
飼い方も犬との接し方も10軒あれば10通りあると思います。
なまじ近所でどんな飼い方をしているか手に取るようにわかってしまうのは、かえって悩ましいですね。
Posted by かあちゃん at 2005年12月07日 15:49
■あこちさん:
家も、こちらからは連絡を取りません。
なんだかこちらから連絡を取ると「いつまでも忘れられない」って強調しているようで嫌なのね。
それでも様子を知らせてくれたり写真を送ったりしてくれるので、とても喜んでいますが……。

どんな飼い方(あまりにもひどいのは別よ)でも愛してくれて、飼育放棄しないで居てくれるのが一番だとは思っているのね。
後は託すしかないもの。

ただ……「散歩だけは出してあげて〜」っては言いたかったんだよねぇ。
散歩に行かなきゃ余計に吠える子になっちゃうしね。
って、言えなかったけどさ(^。^;)
Posted by ふうにゃ at 2005年12月08日 13:50
■CBまま:
私の条件は「可愛がってくださいね」しか無かったんだ。
その可愛がり方ってのは飼い主次第だものね。仕方ないんだよね。

難しい条件を並べるのも仕方ないとは思うのだけれど、私はどうしても「自分が飼えないから人に託す」って気持ちが強いので、自分で飼えないのに人にあれこれ注文を出すのはどうしても気が引けてしまうの。
だから……飼育放棄しないで愛してくれているのだってら、やっぱり文句は言えないんですよね。

ただ……難しいことは言わないから、お散歩だけでも……って思ってしまうところが、まだまだ私の人間のできていないところなんだと思います(^。^;)
Posted by ふうにゃ at 2005年12月08日 13:53
■かあちゃん:
私もね。最後まで愛してくれるのが一番だとは思ってるんだ。
イチローの里親さんも口調などを聞いていれば愛情を感じられるので、それだけで感謝しなきゃと思っています。

特別、しつけをきちんとしてくれとか思っていないし、室内に入れてくれとすら思ってないの。
その家が愛情いっぱい育ててくれれば、それだけで感謝です。

でもね。吠え吠え犬になってしまったのを見るのはちょっと悲しいんだな。コレが。
分かっちゃいるのにそういう感情を抱いてしまう未熟な私です。

そう。あまりご近所なのも良くないかもしれませんねぇ。
小姑根性が抜けないのかもしれない……(^。^;)
Posted by ふうにゃ at 2005年12月08日 13:55
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